盗聴器発見調査は、調査実施時点での「ある」、「なし」を判別するものです。そのため、定期的に調査を行っていてもその間に空白の期間が存在してしまうことになります。
企業経営においては、経営戦略や開発情報、顧客情報などの重要な情報をやり取りする場が数多くあります。たった一日盗聴をされただけで、重大な損害を被るほどの情報を奪われても不思議なことではありません。
盗聴遠隔監視システムでは、専用検知端末の設置により、継続的な盗聴の監視が可能になります。調査員が訪問して調査を行う形ではないため、立会いによる煩わしさなどが解消される他、長期的な費用対効果が高いというメリットもあります。
遠隔監視時、監視センターにて異常を感知した場合は、速やかにクライアントに通報し、専門スタッフが現地に伺います。
盗聴遠隔監視システムは、監視対象箇所(クライアント側)に盗聴器検知端末、制御用PC、ルーターを設置し、インターネット回線を通して監視センターと結ばれます。
検知端末のアンテナは、ケーブルを介すことで本体と切り離すことができるため、アンテナ部分だけ天井などから露出させることも可能です。
また、制御用PCには、複数の検知端末を接続できるため、役員室や会議室など複数箇所の盗聴器監視を同時に行うことができます。